- 大志のポプラとチェンバロ。
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「滑川にはスゴイ人がいる」との噂を聞き、訪ねてお話を伺うことになりました。
快く取材に応じてくださったのは、横田ハープシコード工房の横田ご夫妻。
ご主人はチェンバロ製作の第一人者で、東京芸大の非常勤講師も務める人物。著名な演奏家の調律や楽器提供なども数多く担当されてきました。
2004年には、北海道大学の依頼を受け、台風で倒れてしまったポプラの木を使ったチェンバロを製作。
このとき、北大のシンボルであり、クラーク博士の大志の象徴とも言えるポプラを形あるもので残したいとする関係者の方々の熱意には、非常に心を打たれたとおっしゃいます。
2006年に完成したお披露目のサロンコンサートでは、100人近くのお客様が集り、その中には遠くから駆けつけてくれた北大OBの方々の姿があったそうです。
このご縁で北大からはポプラの苗木が寄贈され、2008年には新校舎が完成した滑川中学校の校庭に植樹を行いました。
すでに背の高さを超えてすくすくと育っているポプラの木が、いつしか子供たちの大志のシンボルになればいいなと横田さんはおっしゃいます。
そして、2010年にできる月の輪小学校にもこのポプラを株分けし、そのポプラが受け継いでいる大志や誇りを子供たちに伝えていきたいとおっしゃっていました。